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Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

I Ain’t The One

By Lynyrd Skynyrd

1973年

サザンロックの代表的なバンド。

トリプルギターの重厚なサウンドに南部のイナたい雰囲気がカッコいい。

飛行機事故で主要メンバーが亡くなり、その後失速したけど、もし事故がなければ、今のAC/DCやエアロスミスくらいの人気があったと思われる。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

We’re Only Science

By Dot Allison

2002年

1991年にバンド、ワン・ダヴを結成。

1997年、ソロ・アーティストとしてヘヴンリィ・レコードと契約。

この曲はソロとしての2ndアルバムより。

激しい打ち込みサウンドに清楚なヴォーカルが綺麗にマッチしている。

ひたすら真っ直ぐな高速をドライブしているような風圧を感じる疾走感がある。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Wait

By Dub Tractor

2003年

デンマークのアーティスト、DUB TRACTORことANDERS REMMER。

90年代のデンマークのエレクトロニカ~アンビエント・シーンの礎を築いたレジェンド。

北欧のアーティストらしいメランコリック感と、緻密に計算されたトラック・メイクが光る音響ダブトロニカ。

浮遊感があり、その世界観に没入できる音楽。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Rainin’ Through My Sunshine

By Real Thing

1978年

1970年代前半にイギリスのリヴァプールで結成されたソウル・グループ。

イギリス感が全くないアメリカンなテイスト。

この曲は、当時UKシングル・チャート第40位とヒットには至っていない。

それが90年代に入りフリーソウル人気曲となり、一気に再評価が高まっている。

オマージュなのかパクリなのかビル・ウィザーズのLovely Dayにソックリ。

ちょっと複雑な気持ちになるけど、やっぱり気持ちいい曲なのです。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Chicago,Damn

By Bobbi Humphrey

1973年

ブルーノート初の女性フルート奏者。

初期2作は正統派ジャズ寄りの作品だったが、その後、ドナルドバードのブラックバードを聴かされ感銘を受けたのを機に、同作にも参加していたマイゼル兄弟と組んで、よりファンク色の強い音楽性に移行した。

その最初のアルバムより。

マイゼル兄弟らしいファンキーだけどクールな響き。ボビーハンフリーのフルートは超絶技巧ではないけど曲にぴったりマッチしている。

インパクトの強い朴訥としたジャケットのイメージ通りの曲。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Till We Get There

By Monika Linges Quartet

1982年

ドイツの女性ジャズ・ボーカリストMONIKA LINGESがMONIKA LINGES QUARTETとしてリリースした'82アルバム。

ドイツ産ブラジリアンジャズ。

本来なら熱いブラジリアンジャズがヨーロッパらしいクールさを漂わせている。

ボーカルも素晴らしいけど、めちゃめちゃ長いエレピのソロが気持ちいい曲。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Walk On By

By Grant Green

1971年

僕の大好きなジャズギタリスト、グラントグリーンの未発表ライヴ作品。1971年、デトロイトのライヴ・ハウス「クラブ・モザンビーク」での怒涛のライヴ・レコーディングの模様を収録。

ほぼシングルノートでエモーショナルな演奏。

手癖フレーズですぐにグラント・グリーンと分かるスルメの様なシンプルだけど深みがある味わい。

なぜこのアルバムが未発表だったのか、全く理解出来ない最高なアルバム。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Gotta Groove

By Dynamo Productions

2005年

Boca45としても活躍するScot HendyとPortisheadのDJ経歴まで持つAndy Smithによる、パーティー・ブレイク・ビーツ・ユニット。

90年代中期ヒップホップ〜ブレイクビーツ

の楽しさを感じるパーティーチューン。

誰でも踊りだしてしまいそうなキャッチ-でファンキーなメロディとビート。

Portishead感を微塵も感じないアッパー

な曲。

たまにこんな曲も聴きたくなる。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Lost On 23rd Street

By Johnny Hammond

1975年

オルガン奏者ジョニーハモンドスミスのマイゼルブラザーズによるプロデュースの洗練されたジャズファンクの名盤より。

ソリッドな土臭くないプロデュースによりスペイシーな雰囲気が高まっている。

謎なチョイスのジャケットもカッコいい。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

A Different Forrest

By The Clifford Gilberto Rhythm Combination

1998年

FLORIAN SCHMITTのプロジェクト、THE CLIFFORD GILBERTO RHYTHM COMBINATIONの

1STアルバムより。

フリージャズとジャングル・ビートのコンビネーション。

ジャズを基軸にアブストラクトの要素もある実験的な曲。

のれるようでのれない、のれないようでのれるリズム。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Electrorloge

By Troublemakers

2001年

マルセイユ出身の3人組ユニット。

2001年リリースのファーストアルバムより。

エレクトロニカを軸にファンク、ダウンテンポ、アフリカのビートと古いアメリカのソウルまでフランスらしい塩梅のごった煮サウンド。

映画のサントラの様な響き。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

D.N.S.

By Gonzalez

1975年

UKのスタジオミュージシャンが集まって結成したユニット的な黒人白人混成大所帯ソウル、ファンク・バンド。

Gonzalezの2NDアルバムより。

元々ラテン要素の強いグループで、ブラスがポジティブに響いている。ラテン・ロック的なグルーヴィーな曲。

自然に体が揺れる音楽。

無心で聴きたい。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

I Walk On Guilded Splinters

Johnny Jenkins

1970年

デュアン・オールマン参加で名高い1stアルバムより。

オールマン・ブラザーズ・バンド結成のきっかけになったともいわれるスワンプ、ブルースロック伝説のセッション。

この曲はDr.Johnのカバーで、本家の呪術的な雰囲気から一転、めちゃめちゃファンキーに仕上げられている。

BeckのLoser、OasisのGo Let It Outをはじめ、多くのアーティストにサンプリングされている曲。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

There’s No Vibrations But Wait!

By Edgar Broughton Band

1970年

アンダーグラウンドなサイケ、ヘビーブルースロックバンドの2ndアルバムより。

ダミ声が最高なEdgar Broughtonのアナーキーなヴォーカルと、粗削りで強引、かつ暴力的でグルーヴィな演奏が織り成すダウナーなサウンド。

ネガティブ、ネガティブ、ネガティブ、ネガティブ…