SOLAKZADE 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-29-4 Goro’s Bldg 1F/B1F 03-3478-3345 info@solakzade.com
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Rest In Peace, David Bowie..
David Bowie wearing vintage Emmanuel Khanh Sunglasses
David Bowie wearing vintage B&L "Bal-Grip" sunglasses made in West Germany
David Bowie wearing vintage Silhouette sunglasses, London 1992
1970s David Bowie, Yoko Ono and John Lennon
David Bowie as Andy Warhol in my favorite movie "Basquiat" in 1996
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1/7(木)リリースされたSolakzade Originalの5型について 現時点(2016年1月9日(土)22:00)での「ベースフレーム」各モデルの残り本数を記しておきます。
店頭販売と通販でオーダー頂いている分を差し引いた本数です。
一部に完売したサイズが出ています。
なお今回リリースした5型について、今後、同じデザインで再生産する予定はありません。
各サイズ5本のみの限定生産です。
1本1本にシリアルナンバー(1/5, 3/5など)を手彫りします。
上: Ref.601(HEX “BELL-SHAPED VESSEL”/ 6角形「銅鐸ヘックス」)
レンズサイズ44:残り2本/制作5本
レンズサイズ46:残り1本/制作5本
*写真はレンズ46にブリッジ23を装着しています。
*写真はテンプル内面に「彫金」と「サンバースト柄の彫りと天然石」を留める前の状態です。
上:Ref.801(”KING” OCTAGON / 8角形「キングオクタゴン」)
レンズサイズ50:残り2本/制作5本
レンズサイズ52:残り1本/制作5本
*写真はレンズ52にブリッジ20を装着しています。
*一部、フレーム外面に彫金が入っていますが、ベースフレームには内面にのみ彫金が入ります。
*写真はテンプル内面に「彫金」と「サンバースト柄の彫りと天然石」を留める前の状態です。
上:Ref.802(”DROP” OCTAGON / 8角形「ドロップオクタゴン」)
レンズサイズ44:残り2本/制作5本
レンズサイズ46:残り1本/制作5本
*写真はレンズ46にブリッジ23を装着しています。
*一部、フレーム外面に彫金が入っていますが、ベースフレームには内面にのみ彫金が入ります。
*写真はテンプル内面に「彫金」と「サンバースト柄の彫りと天然石」を留める前の状態です。
上:Ref.901(”CROWN” NONAGON / 9角形「クラウンナナゴン」)
レンズサイズ44:残り0本/制作5本
レンズサイズ46:残り2本/制作5本
*写真はレンズ44にブリッジ20を装着しています。
*一部、フレーム外面に彫金が入っていますが、ベースフレームには内面にのみ彫金が入ります。
*写真はテンプル内面に「彫金」を入れる前の状態です。テンプル先には、天然ブルーサファイヤを留めています。
上:Ref.902(”SHIELD” NONAGON / 9角形「シールドナナゴン」)
レンズサイズ44:残り1本/制作5本
レンズサイズ46:残り2本/制作5本
*写真はレンズ46にブリッジ26を装着しています。
*写真はテンプル内側への「彫金」と「サンバースト柄の彫りと天然石」を留める前の状態です。
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1/7(木)の新年初営業から昨日1/9(土)までの3日間で、毎日予想を上回るペースでオリジナルフレームのオーダーを頂いており、大変ありがたく思っております。
ここで、Solakzade Originalの価格を公開しておきます。
1. ベースフレーム:93,000円
「フロント内面への彫金」と「テンプル先へのサンバースト彫金+天然石(ダイヤモンドorエメラルドorルビーorブルーサファイヤ)」が含まれます。
2. 彫金の価格表
Solakzade Originalに施される全ての彫金は、原宿にあるSolakzadeの店の1階奥で、「兄やん」こと染谷裕介が、顕微鏡を使いながらタガネと呼ばれる刃物で洋彫りしています。
兄やんはフィレンツェで彫金修行をし、ゴールドのジュエリーブランドLITAMUSCA(リタムスカ)を立ち上げた人物。
Solakzade Original立ち上げに当たって、彫金作業を全て1つ1つ手がけてくれています。
自分のベースフームにオーダーした彫金作業を目の前でライブで見学することもできます(要予約。見学は15-30分ほどでお願いします)。
ベースフレームへの彫金は、以下の金額でお受けします。
----------------------------------------------------------------------------------
ブリッジ1面彫り:3-5万円 ブリッジ2面彫り:6-10万円 ブリッジ3面彫り:10-20万円 ブリッジ4面総彫り:15-30万円 *ブリッジ:左右のレンズをつなぐパーツ
ボックス左右1面彫り:1万円 ボックス左右2面彫り:2万円 ボックス左右3面彫り:3万円 ボックス左右4面彫り:4万円 ボックス左右5面総彫り:6万円 *ボックス:ブリッジの両サイドにある四角いパーツ
ヨロイ蝶番左右1面彫り:3万円 ヨロイ蝶番左右2面彫り:5万円 ヨロイ蝶番左右3面彫り:7万円 ヨロイ蝶番左右4面総彫り:9万円 *ヨロイ:フロント両サイドの蝶番を受けるパーツ
パッド左右1面彫り:2-3万円 パッド左右3面彫り:4-8万円 パッド左右4面総彫り:5-9万円 *パッド:鼻あて
クリングス左右1面彫り:2万円 クリングス左右2面彫り:3万円 クリングス左右4面総彫り:4万円 *クリングス:パッドとフロントをつなぐ足部分
リム左右2面彫り:4-10万円 リム左右3面総彫り:8-20万円 *リム:レンズの縁
テンプル1面彫り:3-10万円 テンプル2面彫り:5-15万円 テンプル4面総彫り:10-20万円 *テンプル:耳にかけるツル部分
----------------------------------------------------------------------------------
(例1) ・ブリッジ :外面1面彫り(3万円) ・ボックス :外面1面彫り(1万円) ・ヨロイ蝶番:外面1面彫り(3万円) だと7万円で彫金オーダーできます。
(例2) ・ブリッジ :外上面2面彫り(6万円) ・ボックス :外面1面彫り(1万円) ・ヨロイ蝶番:外上面2面彫り(5万円) ・リム :3面総彫り(8万円) ・テンプル :1面彫り(3万円) だと23万円で彫金オーダーできます。
(例3) ・ブリッジ :4面総彫り(30万円) ・ボックス :5面総彫り(6万円) ・ヨロイ蝶番:4面総彫り(9万円) ・パッド :4面総彫り(9万円) ・クリングス:4面総彫り(4万円) ・リム :3面総彫り(20万円) ・テンプル :4面総彫り(20万円) だと98万円で彫金オーダーできます。
早速100万円の全パーツ総彫りのスペシャルオーダーを1件いただいておりますが、 多くの方は、まずは急ぎでベースフレームだけを確保されている状況です。 中には連日来てくださって2型目のベースフレームをオーダーしてくれた猛者も出てきております。
彫金の柄(デザイン)はまだパターン化されていないので こちらに任せていただければ、1人1人、1本1本に、イイ感じにデザインを考えます。
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本日から1階(予約制)でSolakzade Originalの「ベースフレーム」および「彫金」のオーダーを受け付けております。
早速、初日からお越し下さった皆さん、どうもありがとうございました。
本日リリースされたSolakzade Originalの5型について
現時点(2016年1月7日(木)22:00)での「ベースフレーム」各モデルの残り本数を記しておきます。
店頭販売と通販でオーダー頂いている分を差し引いた本数です。
上: Ref.601(HEX “BELL-SHAPED VESSEL”/ 6角形「銅鐸ヘックス」)
レンズサイズ44:残り3本/制作5本
レンズサイズ46:残り2本/制作5本
*写真はレンズ46にブリッジ23を装着しています。
*写真はテンプル内面に「彫金」と「サンバースト柄の彫りと天然石」を留める前の状態です。
上:Ref.801(”KING” OCTAGON / 8角形「キングオクタゴン」)
レンズサイズ50:残り3本/制作5本
レンズサイズ52:残り3本/制作5本
*写真はレンズ52にブリッジ20を装着しています。
*一部、フレーム外面に彫金が入っていますが、ベースフレームには内面にのみ彫金が入ります。
*写真はテンプル内面に「彫金」と「サンバースト柄の彫りと天然石」を留める前の状態です。
上:Ref.802(”DROP” OCTAGON / 8角形「ドロップオクタゴン」)
レンズサイズ44:残り3本/制作5本
レンズサイズ46:残り2本/制作5本
*写真はレンズ46にブリッジ23を装着しています。
*一部、フレーム外面に彫金が入っていますが、ベースフレームには内面にのみ彫金が入ります。
*写真はテンプル内面に「彫金」と「サンバースト柄の彫りと天然石」を留める前の状態です。
上:Ref.901(”CROWN” NONAGON / 9角形「クラウンナナゴン」)
レンズサイズ44:残り3本/制作5本
レンズサイズ46:残り4本/制作5本
*写真はレンズ44にブリッジ20を装着しています。
*一部、フレーム外面に彫金が入っていますが、ベースフレームには内面にのみ彫金が入ります。
*写真はテンプル内面に「彫金」を入れる前の状態です。テンプル先には、天然ブルーサファイヤを留めています。
上:Ref.902(”SHIELD” NONAGON / 9角形「シールドナナゴン」)
レンズサイズ44:残り4本/制作5本
レンズサイズ46:残り3本/制作5本
*写真はレンズ46にブリッジ26を装着しています。
*写真はテンプル内側への「彫金」と「サンバースト柄の彫りと天然石」を留める前の状態です。
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「1月7日(木)12:00からのベースフレーム受注開始」についてですが、
当初は来店に際してご予約不要と考えておりましたが、既にかなりの件数、注文についての問い合わせを頂いておりますので
オリジナルフレームをご覧になりたい方は、地下ではなく1階で予約制で対応させて頂きます。
ご希望の日時をメールにてお知らせください。
info@solakzade.com
また関東地方以外にお住いの方は、通販もさせていただきます。
ただしその場合は、メールで顔の写真をお送りください。
その際に、瞳孔と瞳孔の距離が何ミリか分かるようにメジャーを置いてください。
その上でベストサイズやレンズカラーなどを電話でご提案させていただきます。
03-3478-3345
ただし当店にお越し頂ける地域にお住いの方には、できる限りお越し頂きたいと思っております。
なお、1/6(水)までの間は休業のため電話に出ることが出来ません。
ですのでメールにてお問い合わせください。返信は順次させて頂きます。
お手数をおかけ致しますが、ご協力どうぞ宜しくお願い致します。
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オリジナルフレームについて問い合わせを早速いくつか頂いておりますので、ご購入方法をもう少し具体的に説明します。
*今回の1stリリースでは、各デザイン各サイズ5本ずつしかご用意できておりません。
*またベースフレーム自体も注文頂いてから約1ヶ月ほどお待ち頂くことになります。ベースフレームの彫金や石留めもご注文後に施していきます。
ここで、1月7日(木)12:00にSOLAKZADE店頭で発売開始される
第1弾のベースフレームのデザイン5種類を公開します。
上: Ref.601(HEX "BELL-SHAPED VESSEL"/ 6角形「銅鐸ヘックス」)
レンズサイズ:44、46
*写真はレンズ46にブリッジ23を装着しています。
*写真はテンプル内面に「彫金」と「サンバースト柄の彫りと天然石」を留める前の状態です。
上:Ref.801("KING" OCTAGON / 8角形「キングオクタゴン」)
レンズサイズ:50、52
*写真はレンズ52にブリッジ20を装着しています。
*一部、フレーム外面に彫金が入っていますが、ベースフレームには内面にのみ彫金が入ります。
*写真はテンプル内面に「彫金」と「サンバースト柄の彫りと天然石」を留める前の状態です。
上:Ref.802("DROP" OCTAGON / 8角形「ドロップオクタゴン」)
レンズサイズ:44、46
*写真はレンズ46にブリッジ23を装着しています。
*一部、フレーム外面に彫金が入っていますが、ベースフレームには内面にのみ彫金が入ります。
*写真はテンプル内面に「彫金」と「サンバースト柄の彫りと天然石」を留める前の状態です。
上:Ref.901("CROWN" NONAGON / 9角形「クラウンナナゴン」)
レンズサイズ:44、46
*写真はレンズ44にブリッジ20を装着しています。
*一部、フレーム外面に彫金が入っていますが、ベースフレームには内面にのみ彫金が入ります。
*写真はテンプル内面に「彫金」を入れる前の状態です。テンプル先には、天然ブルーサファイヤを留めています。
上:Ref.902("SHIELD" NONAGON / 9角形「シールドナナゴン」)
レンズサイズ:44、46
*写真はレンズ46にブリッジ26を装着しています。
*写真はテンプル内側への「彫金」と「サンバースト柄の彫りと天然石」を留める前の状態です。
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大変長らく、お待たせ致しました。
SOLAKZADEのオリジナルフレームを1月7日(木)12:00からSOLAKZADEの店頭で受注開始します。
彫金してから1ヶ月ほど経過した物はほんのり黒ずんで良い表情をしています。
この色味は店頭でご自身の眼で、確かめてみて下さい。
実際に手で触って、その重さや質感を確かめてください。
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あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い致します。
新年の営業開始は2016年1月7日(木)12:00からです。
インスタグラムだけでアナウンスしており、ご不便をおかけした皆様には大変申し訳ありませんでした。
ところで
1月5日(火)9:00にはスペシャルなお知らせがあります。
お楽しみに!
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SOLAKZADEがお客さんにモノを紹介するときに、最も重要視している1つは、「サイズを見立てる」ということ。
サイズを合わせれば、極端に言えばどんなシェイプのフレームも顔に似合わせることができる。
1960年代以前に作られたヴィンテージは全てサイズバリエーションが豊富。
どのモデルも10サイズ、さらに追加でボーイズサイズまでも展開している。
レンズが4サイズ(例えば42/44/46/48)、ブリッジが4サイズ(例えば20/22/24/26)あれば
4 x 4 = 16 のサイズバリエーション。
現行ブランドではこんなサイズ展開ありえない。
99%の現行フレームがワンサイズ展開。
残りの1%もツーサイズ、スリーサイズの展開。
サイズ展開がないから、ワンサイズで大きい顔の人でもかけられることを想定してフレームはデザインされる。
現行ブランドの眼鏡は、大きい顔の人にはちょうど良いが、小顔の人はサイズの大き過ぎるフレームのせいで間が抜けた印象になってしまう。
お客さんそれぞれの顔を見て瞬時にPD(目と目の距離)を1ミリ単位で目測し
それに合わせてフレームのサイズをセレクトして提案する。
ヴィンテージフレームでこれを毎日やってきた僕たちにとって、
自分たちが作るモノには当然のようにサイズバリエーションが必要だった。
今回作ったシルバー925フレームはどのモデルも、
レンズが2サイズ(例えば44/46とか50/52)に、ブリッジサイズが3サイズ(19/22/25)。
2 x 3 = 6 サイズバリエーションの展開。
特にブリッジを3サイズ用意したことでほとんどの顔に対してサイズを合わせに行ける。
MODEL: HEX "BELL-SHAPED VESSEL"(6角形「銅鐸」)Ref.601
SIZE: LENS WIDTH 46mm, BRIDGE (DISTANCE BETWEEN LENSES) 22mm
MATERIAL: SILVER 925 (FRAME), GLASS (LENSES)
MODEL: "KING" OCTAGON(8角形「キングオクタゴン」)Ref.801
SIZE: LENS WIDTH 52mm, BRIDGE (DISTANCE BETWEEN LENSES) 19mm
MATERIAL: SILVER 925 (FRAME), GLASS (LENSES)
MODEL: "DROP" OCTAGON(8角形「ドロップオクタゴン」)Ref.802
SIZE: LENS WIDTH 46mm, BRIDGE (DISTANCE BETWEEN LENSES) 25mm
MATERIAL: SILVER 925 for FRAME, GLASS for LENSES
3年前はそれぞれのお客さんの顔に対してジャストサイズを提案してオススメしていたが、
2年前くらいから僕らの感覚的に、ジャストよりもワンサイズ大きいところが「イイ感じ」になってきた。
「イイ感じ」なサイズ感は、いくつか答えがあり得るが、
「その人のジャストサイズ」は1つしかない。
たとえば、
究極に「クラシックな印象」を作るなら、ジャストサイズに。
少し「余裕」や「可愛さ」を残すなら、ワンサイズ大きめに。
70sな雰囲気を出すなら、ツーサイズ大きくして、薄い(30-40%くらいの)レンズカラーで少し引き締める。
そして、「ギリギリアウト」を狙う上級者向けですが
小さいフレームでレンズを濃くすれば、イカつく仕上がる。
ワンサイズ小さめのサイズで、1800年代の雰囲気を作る。
などなど。
同じデザインでも、サイズで色々と印象の変化を作って遊ぶことができるのです。
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[SOLAKZADE in 大阪]
2005年、大阪で生まれたSOLAKZADEは ヴィンテージアイウェアのショールームとして創業し、特に創業時の10年前から 大阪のレンズメーカー、工具屋さん、職人さん達に助けていただいた。
当時の SOLAKZADEの事務所からすぐの距離に、職人が複数おられたので、一時期は毎日のようにヴィンテージフレームのレンズ加工やバフ磨きをお願いしに足を運んでいた。 その後すぐに材料屋さんを頼って自前の道具を少しずつ揃え、見よう見まねでバフ磨きやフレーム調整、鼻盛りなどを独学していった。
独学にも行き詰まることが多々あり、職人さんからコツを伝授していただいたこともあった。
仕入れた未使用のヴィンテージフレームをそうやって触るのが楽しくて仕方なかった。 その楽しさを知ったのは近くにいたあの職人さんたちや工具屋さんのおかげだ。
SOLAKZADEにとって、大阪で創業できたのは幸運だった。
[SOLAKZADE in 鯖江]
5年前に、初めて鯖江に行った。
4年前も、鯖江に行った。 KISSOの吉川さんに、フレーム制作にとって重要な3社を紹介いただいた。
そして鯖江で中古の製作機械を買い揃えて、自分たちだけでフレーム製作するようにもなった。
セルフレームを自分たちの手で作るようになったことで、製造面からヴィンテージのディテールが分かるようになった。
蝶番の設置方法や、フレームの角出し、フロントフレームのカーブ、ブリッジ内側の処理、鼻パッド、それらのディテールが、国、時代ごとに違うことの理解を深める。
フランスやイギリスのプラスチックフレームで1960年代以前のモノは蝶番が座掘りされていない。
アメリカや日本のプラスチックフレームは古くても座掘りされている。
形状の違いは見たらすぐ分かることだが、でも、実際にどっちもやってみると、明らかに座掘りなしでは蝶番をカシメにくい。
しかもわざわざピンの頭を削っている。
機能上の理由は皆無なので、見た目の美学でやり続けていたのだろうか。
フレームの角感が残っているのを見ても、自分がバフをやるから、こんなに角を残すのは難しいよなぁと感じる。
作って実際にやってみないと、そんなこと感じなかっただろう。
ヴィンテージフレームのモノとしての理解を、より深めることができたのは、大阪と鯖江の方達のおかげだ。
創業時のSOLAKZADEにとって、関西を拠点にしていたのは幸運だった。
[SOLAKZADE in 東京]
3年前に東京に出て、SOLAKZADEの店を出した。
東京が鯖江に次いで、眼鏡の産地であることをこの地で知る。
東京の眼鏡作りは、金無垢や鼈甲といった高級素材で1つ1つにかなりの手間をかける工芸的なやり方。
東京近郊の作り手の数は1980年代の頃の5分の1ほどになったそうだが、まだしっかりとやっている方がいてくれるのが有難い。
そして2015年、SOLAKZADEが初めてオリジナルでフレームを作り始めた。
メッキじゃない、無垢素材で。
18K(24分の18、つまり75%が金)とかSILVER925(1000分の925、つまり92.5%が銀)とか。
いまの眼鏡ブランドの素材は、チタンか金メッキ(地金はニッケル銅合金)しか使わない。
ヴィンテージをやってきた僕らにとってはやっぱり質感が重要なので。
使うべき素材は金、銀の無垢に自然に落ち着いた。
メタルフレームは、金型やプレスについての理解が欠かせない。
この辺りの知識は、鯖江と東京の複数の方々が、例えば僕らの鯖江の兄貴的存在、KISSOの吉川さんがホワイトボードを引っ張り出して説明してくれたり、東京の金無垢職人の桑沢さんが機械で目の前で実演して見せてくれたり、名古屋眼鏡の石川さんが長電話に付き合って説明してくれたり、鯖江の田賀さんが原宿の店に何回も出向いてくださりカルティエを例にとって説明くださったり、鯖江の中村さんも原宿の店に来てくださって立ち上げ当時に担当されたOLIVER PEOPLES、MATSUDA、CHROME HEARTSのアイウェアライン立ち上げの時の話を聞かせてくれたり、と諸先輩方の熱い授業のおかげで、メタルフレームについてそのデザインを構造的に、そして製造方法を体系的に知ることができた。
SOLAKZADEにとって、東京に店を出したのは、今回のオリジナルフレーム製造においても幸運だった。
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日本のアイウェア製造のメッカといえば、
福井県鯖江市。
1905年、増永五左衛門氏によって始まり、100年以上の歴史を誇る。
「工業製品」としての鯖江の眼鏡作りが、世界一の技術で支えられている。
この世界一の技術は、「分業」によって進化した。
五左衛門の頃は、ネジ一本からメガネの全てを手で作ったと言われているが、彼の死後は、それぞれが独立。
試作屋、ネジ製作、鼻パッド製作、メタルフレーム製作、セルフレーム製作、テンプルシューティングなどそれぞれ1つのことに特化して独立していった。
この「分業」によってそれぞれの会社内で専門的に技術が進化し、今日の鯖江の世界一の技術がある。
だから一本のフレームを作るのに、鯖江の中で、複数の会社が連携する。
ちなみにMade in Japanの眼鏡フレームの95%は、この鯖江で作られている。
(画像元:http://www.megane.gr.jp/museum/contents/knowledge/sabae.html)
鯖江については名前を知ってる人も多いと思う。
しかし実は日本の眼鏡作りは鯖江だけじゃないんです。
鯖江の前は、大阪と江戸がメッカだった。
[大阪の眼鏡作り]
1800年代後期、明治初期の話。
当時の大阪には、ヨーロッパから持ち込まれた技術で、一本一本のメガネを銀などで工芸的に作るスタイルが生まれた。
そして特に眼鏡レンズの発祥の地である大阪の生野にはいまもレンズメーカーが工場を構えます。
1905年に増永五左衛門が鯖江にメガネ産業を興したときも、眼鏡の本場である大阪から優秀な職人を鯖江に連れて行った。
あまり知られていないけれど、実は大阪もメガネ製造・流通における重要な拠点であり
大阪にはいまも優れた偏光レンズ・ガラスレンズのメーカーや眼鏡工具・材料屋さん、加工・修理職人、そしてオーダーメイド眼鏡工房が存在している。
[東京の眼鏡作り]
そして、東京にも江戸時代から続く、鼈甲眼鏡や金無垢眼鏡を工芸的に作る歴史がある。
分業ではなく、一つの工房内で完結して素材から眼鏡にまで手仕事で仕上げる。
もう大阪には産地としての眼鏡フレーム作りはほぼ残っていないけれど、東京にはまだ残っている。
1980年代のバブルの頃のような職人の数ではなくなってしまっているけれど、
1人や少人数で運営される工房がまだ東京にはいくつかある。
鼈甲や金無垢での眼鏡作りは、彫金などとともに東京都に伝統工芸として指定されている。
「工業製品」ではなく「工芸品」としての金無垢フレーム。
現在の日本製眼鏡フレームは、
「鯖江製の工業製品」と「東京製の工芸品」があり、
そして「大阪製のレンズ」がある。
みなさんは工業製品と工芸品の違い、わかりますか?
日本の眼鏡作りにおいて、大阪も、鯖江も、東京も、
それぞれで重要な役割を果たしてきた。
そしてSOLAKZADEのオリジナルフレームを制作するにあたっても、
その制作方法として、
結果的に、鯖江、東京、大阪の3都市での価値を総動員したやり方になっている。
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アセテート、セルロイドでフレームを作ることなら、5年程前、大阪にいた頃に鯖江で機械を購入して、やっていた。
過去にはタートのアーネルやFDRを完全再現で作ることもやってみたし、
オリバーゴールドスミスのGOO GOOなどお気に入りのモデルを再現してみたりもした。
名も無いアメリカやフランスの古いレアピースを完全再現してみたりもした。
でもやってみて思ったのは、これは単なるエクササイズに過ぎないということ。
アイウェア史に存在するあらゆるフレームを手にして味わってきた自分たちが、自分たちの名前を刻んだモノを作るんだったら、
好きなヴィンテージのフレームシェイプやディテールを単にコピーするだけでは嫌だった。
じゃあ自分のブランドはどんなモノを作るべきか。どんなモノであったら自分としてしっくり来るか。
この1年半くらいの間、あれやこれやと、ずーーーっと試行錯誤してたどり着いたのは、
自分が好きなヴィンテージが持っているそれぞれの魅力が、抽象的に、要素として、詰め込まれたモノを作るということ。
たとえば
1937-99年までのレイバンの実用実戦主義。
1920-30年代のアメリカ製アンティークフレームの繊細な彫金と贅沢な素材。
1900年代初頭のアメリカンオプティカルが確立していた膨大かつ細かいバリエーションのサイズ、デザイン、素材そして付属品。
1950年代アメリカの樹脂フレームのハイコストなのに不完全な仕上げというアートな組み合わせ。
1960年代のイギリス、フランスフレームが持つ自由かつエロティックなラインと立体感。
1940-50年代のイギリス、フランスの樹脂フレームが持つ角感と蝶番の大胆な仕上げ。
1980-90年代のカザールのアールデコをベースにしたフレームデザインの豊富なバリエーション。
1980年代のアランミクリ氏が持っていた実験的かつ大胆なDIY的アプローチ。
1980-90年代のゴルチェによる自由な発想で描かれたメタルの複雑なラインを、日本の鯖江のテクノロジーでもって高い完成度で実現した革新性。
1980-90年代中期のカルティエは、基本デザインを網羅的にラインナップ。ブランドアイコンをモチーフにした飽きの来ない洗練されたディテールを持つ。そして、隠れた細かい面まで磨き切ることで「球」や「面」の美しさを極限まで引き出されている。デザイナー、職人による経験、手間が惜しみなくかけられ、モノとして究極を感じさせる完成度を誇っている。
1つ1つが全て、自分が心底魅了されたモノが持っていた要素であり、それは自分の脳味噌のフェティシズムに関する領域に刻まれたことを意味し、自分を形成している。
そうであるなら、それらの魅力の1つ1つが、自分たちのブランドのアイデンティティであって欲しい。
そして、こんな魅力の要素が詰まりまくったモノが生み出されるブランドが作れたら、それは僕らにとってだけじゃなく、SOLAKZADEのヴィンテージを買ってくれているこれまでのお客さんたちにとっても最高なはず。
SOLAKZADE 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-29-4 Goro’s Bldg 1F/B1F 03-3478-3345 info@solakzade.com
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カトマンズから、タクシーに乗り込む。
古都パタンに着いた。
今回どうしてネパールに行ったのかというと。
今年、僕たちは自分たちのブランドを本腰を入れて始動させた。
眼鏡フレームのベースはシルバー925無垢で8月には仕上がった。
その後、兄やんに手彫りで彫金を目の前で一緒にやってもらい、顕微鏡を使っての細かい彫りを、毎日夜徹し仕上げてもらっていた。
強く荒くも繊細で、誠実で温かく、ユーモアこぼれる兄やんらしい彫金は、ずっと見ていて飽きが来ない。
旅の直前には素晴らしく美しい彫りが数枚のフロントフレームに仕上がっていた。
でもまだ、完成したとは言えない。
何かが足りないんだよなぁ。何が足りないんだろうか。
弟が10年前にバックパックで行ったネパールでの話をふとし始めた。
ネパールに行こう!
アテもツテも何もないけど、ただ弟の話を聞いてネパールに行ってみたくなった。
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カトマンズのドゥワリカズホテル
イイ感じのホテルには必ず各界の重要人物が泊まっていて、何か良い出会いがあるはずで、
何のツテも無くやって来た今回のネパール初日にはピッタリのホテルでした。
この日は、各国大使館の連中が集まっていたり、中央銀行総裁の息子がいたり。
つい最近ベッカム夫妻も来たそう。
ホテル内にあるジャパニーズレストランのマコさんが紹介してくれて
この人はスペインの雑誌の編集長とスペインのジュエリーブランドをやってる人
いつのまにか雑誌のインタビュー取材が始まりました
鳥のさえずりがゆっくりと響きわたる穏やかさで、コーヒーを飲み、まるで時間が止まってるみたい
特にクラクションだらけでやかましいカトマンズの中心地にあって
嘘みたいな、天国みたいな場所
何人かの信頼出来そうな人が、ジュエリー買うならタメル、でもタメルは観光客向けで、ジュエリーの工房とか見たいなら古都パタンだよと、みんな言うのでじゃあパタンに行ってみることにした
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Jacket: 1930s French Vintage Motorcycle Sheep Leather Eyewear: 1980s Vintage Cartier Trouser: 1940s UK Vintage Watch: 1970s Vintage Piaget for VAN CLEEF AND ARPELS 18 Karat Solid Gold Rings on Left Hand: 1970s Indian Vintage (Made for a Maharaja) Rings in Right Hand: UK and French Antique made in 1880s-1940s
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Coat: GUCCI Alpaca (1970s Vintage)
Ring on Left Hand: 1970s India Deadstock (Made for a Maharaja)
Watch: PIAGET for VAN CLEEF & ARPELS 18 Karat Solid Gold (1970s Vintage)
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