EYEWEAR COLLECTION ‘‘JAPAN’’ 

20年もの間ヴィンテージメガネの歴史を見て触ってきた岡本兄弟が手掛ける眼鏡。

2011年から鯖江で、眼鏡制作用の古い機械を集め始め、手でアセテートのメガネを作ることはできるようになっていた。

SOLAKZADEを、眼鏡店以上の何かにしたいとの想いから、その存在を公に大々的にアナウンスしてこなかったが、昔からSOLAKZADEでは、断続的にビスポーク眼鏡のプロジェクトが存在していた。

それは、"静かで強い"メガネ。 

奇をてらわないスタンダードながらも、圧倒的な力強さを秘めた、唯一無二の存在。

20年もの間、ヴィンテージ眼鏡を触ってきた、岡本兄弟が身の回りの大事な一人一人のためにビスポークで手がけたモデルを、MTO(メイド・トゥ・オーダー)で一人一人のPD(瞳孔間距離)や顔幅、奥行きを採寸して一般の方向けに受注する。

理想とするのは、1940から50年代製のアメリカの眼鏡、イギリスの眼鏡、フランスの眼鏡、ドイツの眼鏡。デザイナーと職人とが明確に分かれていなかった時代の眼鏡。

作る職人の感性の違いで、最後の仕上げが変わってくる。

【仕様】

モデル : 5型
生地素材 :  アセテート, 鼈甲
丁番素材 :  真鍮、K18(鼈甲のみ)
製造 : 原宿のアトリエにてハンドメイド。鼈甲は大沢鼈甲社製。

【販売価格】

・Made To Order
アセテート : 180,000円
鼈甲 : 930,000円〜  

・Bespoke
アセテート : POA
ビスポーク : POA








 
 

EYEWEAR COLLECTION ‘‘Engraved With Love’’ 

"アンティークの中の逸脱"。

かつて、岡本兄弟が手がけたシルバーフレームの第1弾をご存じだろうか。

2015年から2016年にかけてのことだった。当時、アイウェア業界で全く脚光を浴びていなかった「多角形」にスポットライトを当て、手彫りの彫金と天然石をテンプルエンドの内側に宿した。「ファイブピース」という100年前のアメリカンオプティカル社が少しだけやったが普及しなかった仕組みを取り入れ、ブリッジと鼻パッドをネジで交換できる画期的な仕様であった。6角形が1種類、8角形が2種類、9角形が2種類、10角形、12角形が1種類ずつの計7型。ブリッジが2タイプ、鼻パッドが2タイプ。各デザインのレンズサイズが2サイズ、ブリッジが3サイズ。全デザインでトータル90枚限定生産だった。

そして、第2弾となったシルバーフレームが3型あった。2019年に制作し、モノとしては完成していたが、岡本兄弟の気持ち的に完成に至らず、約5年ほど眠らせていたメガネ。それをこのタイミングで満を持してリリースする。

3型のうち2型が「ファイブピース」。オールシルバー925と、シルバー925とK18のコンビの2種類の素材がある。内形がラウンド、外形が8角形のタイプと12角形のタイプ。

残り1型がファイブピースではない「スネークブリッジ」の丸眼鏡。リムも通常の「コの字」ではなく「Vの字」。エネルギーが静かに充満したアンユージュアルな丸眼鏡だ。

彫金は、第1弾から引き続き、染谷兄弟によるSOMEYAの兄やんが自ら手彫りで施す。岡本兄弟と15年来の付き合いがある「兄やん」はかつて、LITAMUSCAというブランド名で活動していた。フィレンツェで修行した洋彫と和彫を駆使する彫金師。

【販売価格】

SV : 350,000円 
SV×YG : 550,000円
SV×YG,スネークブリッジ : 690,000円

※ベースプライスで、テンプルエンドの彫金とボックス部にサンバーストが入る。

・彫金オプション
部分彫金 : 300,000円
表面彫金 : 700,000円
全面彫金 : 1,000,000円

【仕様】

モデル : 3型(8角形,12角形,真円蛇)
サイズ : 43㎜/45㎜
素材 : SV925, SV925x18KYG
彫金 : SOMEYAにより手作業で彫金