SOLAKZADE® JEWELRY

Myth COLLECTION

幼少期から、自然界に存在する動植物に不思議を感じていた。2021年1月から2年半の間、山に住み始めた。と同時に、京都の285年の老舗帯商、山口源兵衛さんと出会い、動植物や昆虫こそが「自分自身の先輩、先祖だった」ということに気づかせてもらった岡本兄弟とリコは、山で出会う、生き物をカタチにしていく。

日本に根付く「ヤバいモノはみんなカミ」という価値観でもあり、そんな日本の価値観に刺激を受けて1910年代にヨーロッパで生み出されたアール・ヌーヴォーとも言える。

ある夜、3人が山で出会った蛇、シロマダラは無毒、日本古来の種であり絶滅危惧らしい。この蛇をかたどった「お護り」は、「自分を守ってくれる」と同時に自分が「いつか必ず死ぬる存在だからこそ、生きる存在」であることを思い出させるもの。

プリミティブなアールデコ。

アールデコジュエリーは、繊細な幾何学模様の、女性的な佇まいのものが多いイメージだが、中には男性的でシンプルな、力強い造形のものもある。

アールデコの隆盛に、古代文明の発掘ブーム（ex.ツタンカーメンの墓発見が1922年）が影響しているように、ピラミッドのような古の息吹を感じるような造形も、アールデコの特徴の一つ。

未来的でもありながら、そうした遺跡群のような歴史を感じる重厚で大胆な造形も感じる、過去と未来のコントラストを味わえるジュエリーを揃えた。それはタソラックザーデで味わえるタイムトリップ感を体現したジュエリーなのだ。

元は自分たちのために作り始めた、パーソナルなもの。ソラックザーデのアトリエで手作りされる。

ジュエリー2500年分を扱ってきたうえで、自分たちが作ってみたい、試してみたいとをやった。

資産価値やブランドなど、現代のジュエリーに付随する価値観というよりも、太古に作られたジュエリーのように、金という素材を純粋な気持ちでありがたがって形にした。

古代のジュエリーの製法を取り入れ、極力電気工具を用いず、手仕上げ。特別な仕上げ方法で磨くので、独特な質感が出る。

「調子乗らんようにするんで…すいません…」