Signature Roper Boots

岡本兄弟が10代の頃から愛用してきたローパーブーツ。

さっと長靴のように履けて、スーツのときも、車の運転でも、Tシャツで釣りに行くときでも使える万能な実用性。

それは抜群の履き着心地のおかげでもあり、どんなコーディネイトにも使えるデザインのおかげでもある。

数々のウェスタンブーツの中でも、静かで力強い物を好んだ岡本兄弟は、数年前にルケーシーのローパーブーツに行き着いた。ローパーブーツとはウェスタンのオフィス仕様。それをさらに自分の理想的な塩梅に落とし込んだのがこのブーツだ。

しかし、その実現は困難を極めた。日本で最高と言われる木型職人、縫製職人に依頼するが、理想的なブーツの実現が難しく失敗が続いていたある日、ジョニーさんの古くからの友人でありソラックザーデのゲストでもあったビスポーク職人の森本マイケル氏と開発を再スタート。岡本兄弟が理想とするローパーブーツを、みごとに造りあげた。

適度に丸みのあるトゥという古典的なシルエットを踏襲しつつも、ヴィンテージでは感じられない荒々しく重厚な佇まいも備えている。

【国内販売価格】

オーストリッチ: 350,000円  
　　　　ホース: 300,000円
               黒桟革: 350,000円
ロシアンカーフ: 450,000円

Orstrich

・クロム韓し

・ダチョウの革(主に背中部位)

・引き裂き、摩擦、水分に強い

・革質は柔らかくコシがある

背中の羽根の跡は、「クイルマーク」

軽量ながら非常に丈夫で、摩 擦や裂けにも強い。

使い込むほど艶が増し、立体感が際立ち上品な経年変化を楽しめる。

1頭から取れる革の面積が限られ、使える部位も少ない。 加工が難しく、高級皮革の中でもトップクラスの価格帯

黒桟革

・タンニン鞣し

・牛革

・摩擦や水分に強く、耐久性が高い

日本の武士が甲冑や鞍に用いた伝統的な漆塗りの牛革。 強靭さと漆による美しい艶を 併せ持ち、革の黒ダイヤとも呼ばれる。

現代では高級革小物や刀装具などに使われ、希少価値の高い素材

Russian Calf

・タンニン棘し

・牛革(若い牡牛)

・ひび割れず、艶と香りが保たれやすい

18世紀帝政ロシアで作られていたトナカイの革の復刻版。 斜め格子状の木目模様と、独特の芳香が特徴。

高い耐水性と防腐性を持ち、 「経年劣化しにくい丈夫さを備えている。

現在はごく限られたタンナーが 牛革で復刻し、高級靴や小物 に用いられています。

Horse

・今回のブーツの為のオリジナルレ ザー

・馬の臀部(お尻)

・フルベジタブルタンニン鞣し (本来固い鞣しだが柔らかく加工。）

厚みのあるベジタブルタンニン鞣しの革だが、タイコで空打ちしてシボ出しする事で、柔軟性とコシのある仕上がりになって いる。非常に丈夫。

オイルをたっぷり含み、染料で 染め上げている。

使い込むとタンニン鞣し特有 のエイジングをして、美しい艶 が増す。