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【トラッドのマスト】

2001年にNYでトム・ブラウン(Thom Browne)がデビューしたのをきっかけに、トラッド(トラディショナル・スタイル)がコレクションの、そしてストリートの主流になりました。

このトラッドにおける最重要の小物と言える眼鏡。トラッドは、ホンモノ志向であることと密接です。一度オーセンティック(ホンモノ)なアイテムを求めると、現行物を通過し、最後にヴィンテージに辿り着く。これはトラッドを愛する者にとっての運命の道です。


【サイズについて】

タートのアーネルで言いますと、レンズサイズは、46を標準に、42と44は標準よりかなり小さめ、48は標準よりほんの少し大きめです。ただし、デザインによってそれぞれにサイズ感が異なってきます。それぞれの商品についての着用感は、モデル着用写真をご参考になさって下さい。

「フロント横幅=見た目、着用感」です。フロント(前面)の横幅がお顔の横幅にとってちょうど良いサイズであるかどうかが、見た目と着用感を決します。

見た目を小顔に見せたり、こめかみの締めつけをなくすためにも、ゆとりのある大きめのサイズをお薦め致します。

ブリッジサイズは、20、22を標準に、24は標準より広めです。「ブリッジサイズ=着用感」です。鼻柱が太めか細めかをご判断下さい。

サイズが合っていないと、鼻にうまく乗らなかったり、レンズにまつ毛が当たったりします。ちなみにブリッジサイズはフレームが鼻から下がってくるかどうかとは関係がありません。

鼻からフレームが下がってくるときはすべて、テンプルのカーブを調整してやり、耳の後ろで自然に頭を包み込んで支えてくれるようにしてあげることで解消されます。


【フレームの状態について】

当店で扱うヴィンテージフレームは、一部商品を除いてほとんどが「デッドストック未使用」です。

ご注文の商品は、フレームの型直しをした上で、少しだけバフ磨きをかけて作られた当時(50年以上前)の艶を取り戻した状態でお送りしております。愛情をかけて手入れを施すことで、長い保管の間に眠っていたフレームは息を吹き返します。

もちろん、あくまでもヴィンテージの風合いを残す程度の磨きです。現状では、フレームに小傷はいくらかございます。

50年代当時のアメリカ製ヴィンテージフレームの良さは、その優しく大らかで、温もりの感じられるところにあります。

アメリカ人は、良くも悪くも、大雑把な性格です。
兄貴的でみんなから愛され、頼られる古き良き時代のアメリカを50年代のアメリカンヴィンテージに感じます。

左右非対称など見た目の問題や、ヒンジ等の構造上の欠陥も持ちますが、しかし実用には十分に堪えてくれる本物ですから、これら1本1本表情の異なるヴィンテージフレーム達に、なるべくそっと磨きをかけ、歪みを調整し、呼吸をリスタートしてくれるよう、当店ではゆっくりと時間をかけてケアを施しています。

この作業をしませんと、やはり50年前の作りの大雑把さに加えて、フレーム生地が眠ったままの状態になってしまっています。

そもそも「デッドストック」とは「眠っていた在庫、死に在庫」ですから、そのままの状態ですと、文字通り死んだままの状態です。ほぼ全てのフレームは保管状態も良くなく50年を経た間に、どこかに歪みや傷がございます。

正直なところほとんどの業者さんがヴィンテージフレームの扱いに精通されず、愛情を十分に注がず、この作業をせずに販売されていらっしゃるようです。

もちろん私たちも、至らぬ点、気が付かぬ点が多々あると思います。

しかし私たちが皆さまにお届けするのは、長年の眠りから目を覚まし、息を吹き返すのを確認した、「生きた」ヴィンテージフレームです。
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